先月末で、このブログへの訪問者数が5万人を越えました。四年間の結果ですが、その約7割の訪問者が今年に入って10ヶ月間の記録で、有難いことに、最近、訪問者が増えて来ました。この場を借りて、皆様に感謝の意を表したいと思います。

 私の皆様にお伝えしたいことのエッセンスは、1.~15.に記していますので、未読の方は是非一度目を通していただければ幸いです。その後のブログは日々のニュースやテレビ番組などから感じた私の思いを書き記してきました。

 これまでのプログを通じて感じますのは、人間の愚かさ、欲深さ、自己本位の強さなどです。特に、我々庶民を守るべき、議員や官僚の本分を忘れた行いの数々がいかに多いかということです。これまでにも述べて来ましたように、人類の科学技術の発展は目を見張るばかりですが、その一方、人類の精神は紀元前からさほど進歩していないということです。その頃の哲学や宗教の教えは、もしかしたら、現代人より高いレベルにあったのではないかと思えるくらいなのです。

 近代になっても、一部の権力や富を志向する人間達の独善的な考え方をベースに、無慈悲な政治、戦争が続いています。世界のほとんどの国の指導者は愛国という隠れ蓑で、己の欲望を隠して、本当は己の欲望を達成する為に、人民や他国に対し、圧力をかけ続けています。そのような権力者に連なる取り巻き、政治家、軍人、経済人も自分達の特別な待遇を獲得したり、守ったりする為に、多くの国民、市民から搾取し、民衆を操って、さらに他国を侵略したりしています。我々民衆の側も、そのような事実に気付かずに、彼らに踊らされて、いつの間にか争いに加担させられています。我々庶民も相変わらず愚かであるのも残念ですが現実かもしれません。

 何十億人の人が飢餓に苦しんでいるのに対し、たった数十人の超富裕層が世界の富の半分を保有し、世界の一割にも満たない富裕層が社会を支配しているというような大変な格差社会と言う現実に政治家達は目を瞑り、放置しています。それは、政治家達は多くの国民、市民の生活を心底守りたいとは考えていなくて、富裕層に属している自分達さえ裕福な暮らしが出来ればいいと言う本音があるからだと思います。これは、日本の政治家達も同じで、国民が急激な物価高で多くの人が苦しい日々を送っているのにも関わらず、自分達の高い待遇は維持しつつ、国民に対しては何ら有効な方策を出さずに、綺麗事ばかり並べてお茶を濁しているのがその証拠なのです。

 しかし、我々はそのような世界に生きていることをしっかり受け止めつつ、我々の幸せを放棄してはいけないと思います。少なくとも、民主主義国家に暮らしているのですから、国民、市民の代表を選ぶことには真剣に対応し、一票の価値を決して放棄してはいけないことが一点と、自分の生き甲斐を探し、そのことを追求することの延長線上に、社会の貢献を果たし、それである程度裕福に生活出来る報酬を稼いでいくべきだと思います。

 我々は、自分の幸せを追求し、その幸せ探しを誰でも公平に実現出来る社会になるように、政治にも常に関心を持ち、場合によっては、その旗頭になったり、または本当に民衆の味方である人間を探し、支援していくべきだと思います。

 皆さん、自分自身の幸せ探しと社会の改革、どちらも諦めずに進めて行くことが、自分の人生を本当に素晴らしいものにしてくれる道だと思うのです。自己本位な権力者や富裕層達の為に、自分の人生を駄目にされてたまるかと言う根性で生き抜いて行ってください。

 
 

投稿者

弱虫語り部

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