年齢に対して偏見を持つことは望ましくないと思います。それは、人間性というものは年齢より、個々人の特性で決まるからです。つまり、高齢者だから、駄目だと言う訳ではありません。中には、人格的に優れた高齢者も存在していると思います。しかし、そうだからと言って、このまま権力を握っている大人達を無視していていいわけはありません。そして、若者の置かれている厳しい現実を正確に認識しなくて良い訳ではありません。どれだけ歳をとろうと権力にしがみつくような人間に若者の生活、命を託してはいけないのです。
以前のブログで、老害について、その仕組みを整理しましたが、一部の高齢者の挙動が社会へ悪影響を与えていることは間違いありません。その中で最も問題となるのは、権力や富を握っている高齢者であります。若いときに成功する人も極一部存在しますが、ほとんどは年齢を重ねる中で、のし上がり、より高い権力を握り、より多くの富を獲得する人間がほとんどです。そのような人達が権力の座を死守し、社会を牛耳っているのは間違いありません。彼らは、国民の為や国家の為、会社の為と言いつつ、自分の考え方に執着し、自分の欲望を叶えることに、その権力や富を活用することが多いのです。
最も、悲惨な例は、ある程度高齢の権力者とその取り巻き、支援者達の浅はかな行動で戦争を引き起こすことです。そして、自分達は権力の城に籠ったまま、若者を戦地に送り込むことに躊躇しないのです。今、世界で戦っているウクライナ、ロシア、米国、イラン、イスラエル等の軍隊のほとんどは若者です。そして、彼らの中から日々死者や負傷者が生まれているのです。このようなことは、過去の戦争でも同様で、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線で、そして太平洋戦線で、戦い死んで行くのはほとんどが若者だったのです。戦局が悪くなると、より危険な任務に若者を就けます、典型は日本軍の特攻隊です。彼らは志願して特攻を行ったように宣伝されていますが、実の所は、軍司令部や幹部によって候補者を選定し、その後、断れないように説得していたのです。彼らの真の心は、国家や天皇の為に死にたいと思っていないことがほとんどで、特攻が決まったら、家族を守る為にと自分を無理やり納得させていたのでした。将来の国の発展を考えれば、そのような無謀な策を考えた高齢者が自分の命と引き換えに、国を守る方が筋が通っていると思いますが、そうではないのは、高齢の権力者達や幹部は自分本位でしか、物を考えていないからなのです。そのようにして、若者を死地に追いやったのに、遺族に対して、国の為に殉死した尊い人間であったと誉めそやしますが、本心は、いくらでも替えがいるんだ、どんどん若者の命を消耗させて、戦況を切り抜けようと考えているだけなのでしょう。
そして、今も、高市政権は軍事費を増やし、戦争を出来るような状態を作りつつあります。そして、それを命令するのは首相であり防衛大臣であり、軍の幹部です。命をかけているのは、前線の若い隊員達です。首相らは有事があれば、彼らが戦うのが当たり前であるというような感覚しかありません。そして、もしそのような事態になって兵隊が足りなくなれば、また徴兵制を国会決議するのでしょう。そうなれば、多くの若者が死地に向かわなければならなくなります。
権力者の失政で、戦争に巻き込まれたら、命をかけさせられるのは、若者なのです。このようなことが今の日本に起きる訳は無いと高を括っていてはいけません。これまでの歴史の中で、いつの間にか戦争に巻き込まれることはよくあることなのです。
だから、若者は政治なんて、年寄り共が勝手にやっていて、自分がどう思おうと、どうしようも無いと諦めてしまったら、政治家の思う壺なのです。若者こそ、政治に関心を持ち、政治活動をすべきなのです。そして、若者のことも尊重する代表者を国会に送り、自分本位に権力を振りかざすような政治家を権力の座から引きづり降ろすべきなのです。
どうしたら、若者の同胞達が戦争で命を落とさずに済むかと、あらゆる手段を講じるような政治をするようにしなければなりません。残念ながら、今の政権、政治家達は防衛力を高めることにしか能はありません。どのような国にすれば、他国から侵略をうけないように出来るのか、そこに若者も含めて全ての賢者の知恵を必死に絞らないといけないのです。
終生、権力にしがみつくような人間が大多数の弱い国民のことを考えている訳はありません。国民は単なる道具であり、消耗品であり、搾取の対象でしかないのです。だから、簡単に多くの若者を戦地に送ることが出来るのです。反対に自分の子供は危険なことから遠ざけるのです。
若者よ、この現実を直視してください。そして、本当にどのような社会になれば、悲惨な目に遭わないようになるのかを真剣に考えてください、そしてそのような社会を作ることを目指せる人間を自分達の代表として、政治を担わせるべきです。だから、一人でも多くの若者が政治に参加すべきなのです。そのことで、少しでも悲惨な未来を遠ざけられるのです。